
出産後1年経つとそろそろ断乳の時期かと思います。
しかし、中々 そのタイミングがわからず、赤ちゃんも母乳を欲するのでついつい長引いてしまうママさんも多いと思います。
授乳しないと赤ちゃんが泣いてしまい可哀想だと思い、母乳をあげてしまうママさんも多いと思います。また、母乳あげないとなかなか寝付かないという赤ちゃんもいます。
ここでは断乳の時期や、どんな方法でするのかを詳しく解説していきます。
断乳(乳離れ)にふさわしい時期はいつ頃から?
イーバランス整体にお越しいただいている産後のママさんによく聞かれることが、いつ断乳すればいいのか、悩んでいるママさんの声を聞きます。
赤ちゃんが一歳になったら職場復帰する予定なのでそれまでに断乳したいのですが、いつからいつ頃からどんな方法で、断乳したらいいでしょうか?というお悩みです。

断乳時期(乳離れ)の考え方にはかなりの幅があります
乳汁栄養法に関する統計のデータを参照すると、「母乳」「混合」「人口粉ミルク」の各栄養法の割合を赤ちゃんの月齢別にみると、人口栄養群(粉ミルク)が母乳+混合栄養群の割合を上回るのは、およそ9ヶ月目で、その数値は約60%と言われています。
言いかえると赤ちゃんが9ヶ月になる頃には、半数以上の方が断乳してるということになります。
また0歳の時期から、お母さんが仕事についてる場合は、より早く断乳する傾向が見られます。

栄養バランスの観点からは母乳の場合も2~3か月目からがおすすめです
薄めた果汁などで、離乳食の準備をするのが一般的であり、徐々に離乳食の自立が大きくなるにつれとミルクが加わり、同時進行のような形で母乳の回数、量が減少していくのが自然な流れです。
段々と、に母乳だけでは十分な栄養素が賄えなくなりますが、離乳食も進んでいれば、いつまでに何をしなければいけないというタイムリミットがあるわけではありません。

母乳は栄養というよりも、むしろ母と子のスキンシップ
出産後のママさんと赤ちゃんのスキンシップの意味合いが強くなります。
その意味ではとても有益です。ただし、同時に「乳離れ」も必要であり、スキンシップは生活面でも十分可能です。
栄養面での出産後のママさんと赤ちゃんの絆は長期的には母乳→離乳食→家庭の味と時期によって変わってきます。
経験者の話に多いエピソードでは、1歳を過ぎると、赤ちゃんの方がお母さんのおっぱいをなかなか忘れられるず、断乳に時間やエネルギーがかかったというものです。
早期に断乳する(させざるを得ない)場合にはそのような苦労は比較的少なくてすみます。
断乳にはある程度、お母さんがミルクに馴染んだら、日を決めて「スパッと行いましょう!」。
一両日中ないし、数日間は赤ちゃんに泣かれることがあることを、あらかじめ覚悟して、後戻りしないようにします。

母乳が出すぎて断乳前に胸が張って困るママさんは、乳汁分泌抑制の薬も
乳房が張って困る場合は、タオルを包んだものなので冷やすのが基本ですが、乳房ケアを行っている産婦人科で、助産婦さんに相談に乗ってもらうことも可能です。
乳房ケアの施設によっては、指導をかねて、乳房の件を行っているところもありますので、お気軽に乳房ケア施設に相談してもいいと思います。
また、母体の健康状態や、内服薬の関係できちんと断乳しなければならない場合は、乳汁分泌を抑制する薬があり、産婦人科で処方してもらうことができるので、相談してみてください。
