
妊娠するとおばさんの体にはいろんな症状や不安、疑問が出てきます。
また、妊娠中はしてはいけないことがたくさんあります。今回はそれらについて詳しく解説していきます。
妊娠中のお腹の張り
疲れたり、体に負担がかかったりすると感じることが多くなります。
主に子宮が収縮する時の痛みで、出産の準備とも言われていますが、「無理をしないで」という赤ちゃんからのサインかもしれません。感じた時はゆっくり休みましょう。

切迫流産について
言葉を聞くとドキッとしますが、流産してしまったわけでなく、その危険がある状態です。
切迫早産について
妊娠20日以降37週未満で出産するのを早産といい、早産になりかかっている状態を切迫早産と言います。
安静が支持されますが、子宮収縮が強い場合は入院して薬を点滴します。
赤ちゃんにとっては、必要な日数をおなかの中でちゃんと成長できることが大切ですので、無理のない妊娠生活を心がけてください。

妊娠中の薬、お酒、タバコ
妊娠を知らないで薬やお酒を飲んで「しまった!」ということがあるかもしれません。基本的には、赤ちゃんがちゃんと育っていれば問題はなかったということです。
ただ、これからは先にも述べたように、自分の体は自分だけの体ではありません。口に入れたものは基本的に赤ちゃんの体にも入ります。自分がお酒を飲めば、赤ちゃんもお酒を飲んだことになりますし、自分がタバコを吸えば、赤ちゃんがタバコを吸っている事になります。

そういう意味で、赤ちゃんの体に良くないものは、摂取を控えることが原則です。パパさんがヘビースモーカーの場合は、これを機に是非禁煙、節煙を働きかけていきましょう。
またタバコが胎児に悪いことは知られていますが、飲酒も赤ちゃんの発育に悪影響を与える恐れがあります。妊娠中の習慣的な飲酒によって生じる先天性疾患を「胎児性アルコールスペクトラム障害」といいますが、どれぐらいまでなら大丈夫という安全な量は分かっていません。
周りから勧められると、少しぐらいと思ってしまいますが、飲酒しなければ100%避けることができるものです。

妊娠中のカフェイン摂取
コーヒーが好きな人は、カフェインも気になるところです。もちろん飲み過ぎはよくありませんが、1日に1杯程度ならあまり神経質になることはありません。
食後のコーヒーは気持ちも和らげてくれます。ただ、カフェインは紅茶や緑茶にも含まれていますので、トータルで見ていくのがいいと思います。



